2012年7月24日火曜日

元加賀 1982年秋季大会Aクラス決勝 元加賀vsサムライ

まず注意事項として、現存するサムライズではなく、確か灰色のユニホームの胸にSAMURAIの文字のチームです。4年生だった私は、閉会式前の6年生の決勝戦の応援をすべく、3塁側ベンチに陣取った元加賀の同じく3塁横のフェンス外で観戦していました。初めて観るだろう6年生の緊張感溢れる真剣勝負。体も大きく、スピードもチカラも有り、技術も段違いな様に深く見入ってしまいました。同点でむかえた7回裏サムライの攻撃は
ランナー2塁。速球を捕らえた打球は三遊間を抜けた。2塁ランナーは猛然とダッシュし迷わず3塁を蹴った(エンドランだったのか?)。元加賀のレフトもダッシュで突っ込み捕球後バックホーム、、、、、。セーフ!セーフ!この瞬間、この瞬間です。残酷なまでに勝者と敗者がハッキリとする瞬間。歓喜に沸くサムライベンチ。その場で泣き崩れる元加賀。。。数秒の出来事が私にはスローモーションの様に見えました。そこには、投げて、打って、走って、守って、勝負が決まる。野球の全てが凝縮されていました。あまりにも印象的な試合場面だったので、後年(オッサンになってからですが)、この時の6年生3人にこの話をしたところ(別々に)、一様に「覚えてね~なぁ~」だって(笑)。たかが学童、されど学童。先輩方はどれほど本気で野球をやっていたのですか?この時を期に、何か私の意識が変わりました。野球で初めて悔し泣きした日です。

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