若手監督不在で年配のコーチが指揮。
試合前の円陣で選手達から「ミスしたらどんどん交代ですかぁ?」と信じ難い声。
「ミスを恐れて消極的なプレイをしていたら野球は上手くならないよ」
「ミスを恐れず思いっ切りプレイしなさい」
「もしミスをしたら次に頑張れば良い」 年配のコーチからは当然にして当然のフォロー。
「ミスしたらどんどん交代」の手法が根付いているようだ。
試合が開始し大きなミスも無く選手達は野球を楽しんでいる。
小さなミスはきとんとフォローするベンチの様子も伺える。
こういった練習試合は勝敗に関係なく有意義だ。
意外にも年配のコーチが指揮した試合で選手達は結果を出し充実感を得ている。
やがて若手監督登場。
明らかに子供達の
雰囲気が変わる。案の定ミスをした選手はどんどん交代させる。
交代した選手の第1打席1球で交代させる場面も有り。
選手達に明らかに萎縮したムードが表れる。
これで上達すれば簡単だと周囲から声有り。
相手チームにもミスはあったが、ベンチに戻ってから個別に指導をしていた。静かに丁寧にだ。
この日の収穫は2つ、1つ目はサードを守った3年生のR君。
元加賀低学年のファーストとサードはライン寄りに守り過ぎだ。
これでは内野が広くなるだけ。父兄の指示により大胆に内に寄せた。
今までなら届かなくショートに任せた打球を難なく捕球し、ピッチャー後方で
ショート前方の小フライも見事に捕球した。サードの見せ場を理解したようで笑顔も見られた。
2つ目はレフトを守った4年生のM君。サードのカバーに何度も走った。当たり前の事だが、
一々、しつこく、根気強く指導し、少しずつ野球を覚えさせていただきたいものだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。